この記事では、WordPress(ワードプレス)の初期設定を「初心者の方」に向けて分かりやすく解説していきます。

早く記事を書いていきたい!
という気持ちも分かりますが、一旦我慢。
SEO対策(検索結果に上位表示させるための措置)や、WordPressを使いやすく快適に運営するために大事な設定です。
本記事の内容
- テーマ(デザイン)を設定する
- パーマリンク(記事のURL)の設定をする
- WordPressで使うプラグインを整える
- Googleアナリティクスを設定する
- サーチコンソールを設定する
この記事を読み終えた頃には、WordPress(ワードプレス)の操作も徐々に分かってくると思いますので、是非最後まで読み進めてみて下さい。

WordPressの始め方は以下の記事を参考にしてくださいね。
まずはwordpress(ワードプレス)にログインする

初期設定をするために、wordpressにログインします。
ログインIDは自分にサイトURLの最後に「/wp-admin」をつけたものになります。
(例:https:// 〇〇.com/wp-admin)

- 「ユーザー名またはメールアドレス」を入力
- 「パスワード」を入力
最後に『ログイン』をクリックするとワードプレスの管理画面(ダッシュボード)に入ることが出来ます。
テーマ(デザイン)を設定する

インストール後にしたい初期設定で、まずテーマというものを導入します。
テーマとは、サイトのデザインを大きく変更するテンプレートファイルのこと。
導入するテーマによって使える機能やデザインは大きく変わってきます。
インストール直後の状態だとブログ向きのデザインにはなっていません。
テーマを導入して自分好みのサイトにしていきましょう。
テーマには、有料のものと無料のものがあります。

有料と無料はどっちがいいの?

資金にすこし余裕があるなら、最初から有料テーマをおすすめします。
有料テーマのメリット
有料テーマのメリット
- デザイン性が高い
- すぐにおしゃれなデザインにできる
- 無料テーマよりSEO対策がされている
- 記事の装飾機能が充実している
- アフィリエイトしやすい
有料テーマは、初心者でも簡単にプロっぽいサイトに出来るのが大きなメリット。
装飾が豊かだったり、綺麗なサイトに仕上がっていると、読者の滞在時間も長くアクセスも増える傾向にあります。

モチベーションもアップ!
有料なだけあって、カスタマイズ性は抜群。
検索順位で上位表示されやすい様に、SEO対策がしっかりされている事も重要なポイントです。
ただしメリットだけではなく、デメリットもあります。
有料テーマのデメリット
有料テーマのデメリット
- 1〜2万円程度のお金がかかる
- 途中で有料テーマに切り替えた場合に修正が必要
料金に関してはテーマによって料金の幅はありますが、買い切りなので1度買ってしまえばずっと使えます。
1年使えば月1,500円程度、2年使えば月1,000円以下という計算。
この程度であれば広告収入で元を取ることは正直簡単です。

ただ、初期費用をおさえたい人はすこし悩みますよね。
もうひとつのデメリットは、無料テーマから有料テーマに切り替えた場合に修正が大変ということ。
テーマはそれぞれ独自のカスタマイズをする必要があり、互換性はありません。
記事が多ければ多いほどその分、デザインの修正が必要になってきます。

途中でテーマ変更をしたせいで修正に数日かかりました。(もうやりたくない)
後で有料テーマにする事を考えているのであれば、できるだけ早い段階で導入しておく事をおすすめします。
ずっと無料テーマでがんばるという固い意志があるならここの説明は無視してかまいません。
おすすめの有料テーマ
おすすめの有料テーマは以下の通り。
この2つのテーマが機能性、装飾のしやすさ、人気、間違いなくトップレベルです。
特に初心者なら「SWELL」が圧倒的におすすめ。
有料テーマ最終募集‼️‼️
— とある@高校生ブロガー (@Dklife_00) June 11, 2020
アフィンガーとSWELLの2択で迷っている高校生ブロガーです😆
高校生にとって1万5000円はかなりの大金なので慎重に決めたいです🤔
より多くの意見が聞きたいのでRTしてくださると嬉しいです!!#ブログ書け#ブログ初心者
swell スウェルのテーマ使ってる方いますか!?
— Jp見聞録@ブルーノ無双(予定) (@Jpkenbunroku) June 3, 2020
アフィンガーに変えたばっかなのに…はやくもスウェルに変えたくなった…
ブロックエディター使ってるならスウェル一択なのでは…
使っている人の意見をお聞かせください💦#swell#スウェル#ブログ仲間募集中
私も両方使っているのですが、SWELLの操作性は別格でした。
直感的にカスタマイズできるので、初めてデザインをいじる方にもおすすめです。

当ブログもSWELLですよ。
\ 最高峰の使い心地/
使い心地や、メリット・デメリットに関して記事にしているので、よかったらご覧ください。
おすすめの無料テーマ
「初期費用を抑えたい」という人は、無料テーマでも全然大丈夫です。
無料テーマで選ぶなら「Cocoon(コクーン)」一択。
初心者にも人気があり、有料テーマ並の機能性を備えているので特に困ることはありません。
ただし、サイトデザインをいじるにはCSSやHTMLなどの知識が必要になります。
初期の状態で使っていると、シンプルすぎて少し物足りなく感じてしまうかも。

とりあえずブログを始めるならCocoonでOK。
テーマの設定手順
では、テーマの設定手順を解説します。
設定手順は以下の通り。
テーマの設定手順
- 公式サイトからテーマ(zip形式)をダウンロードする
- テーマをアップロードする
- インストールしたテーマを有効化する
以上で、テーマの基本的な設定が完了します。

あとは自分好みに細かく設定していくだけ。
①テーマをダウンロードする
導入したいテーマの公式サイトにアクセスし、利用したいテーマをダウンロードします。
SWELLはこちらから購入・ダウンロードしてください。
テーマは「親テーマ」と「子テーマ」の両方のダウンロードが必要です。
zipファイルがダウンロード出来たら、解凍せずそのままインストール作業に進みましょう。
ダウンロード時にzipファイルになっていない場合は、右クリックから「圧縮」でzipファイルに出来ます。(Macの場合)
②テーマをアップロードする
テーマのzipファイルをダウンロードしたら、WordPressの管理画面から『外観』→『テーマ』をクリックします。

『新規追加』をクリックし、続けて『テーマのアップロード』をクリックします。

「ファイル選択」から親テーマ・子テーマをどちらか一つずつアップロードしましょう。
(2つ同時にインストールは出来ません)

Cocconの場合、ファイル名は以下の様になっています。
- 親テーマ→cocoon-master
- 子テーマ→cocoon-child-master
選択したら『今すぐインストール』をクリックします。
以下の画面が表示されたら親テーマのインストールが完了です。

『テーマのページに戻る』をクリックして、同様に子テーマの方もインストールしましょう。

インストールする順番はどちらからでもOKです。
③インストールしたテーマを有効化する
両方インストールが完了したらもう一度テーマのページに戻ります。
インストール済みのテーマが並んでいるので、子テーマを選択して『有効化』をクリックします。

子テーマは、親テーマと組み合わせて使う「カスタマイズ用のテーマ」です。
親テーマに手を加えることなく、変えたい部分のみ親テーマに上書きするかたちでカスタマイズができます。
テーマはアップデートされるとすべて上書きになってしまい、設定した内容は消えてしまいます。
しかし、子テーマを有効化しておけば親テーマのアップデートがあった場合でも、カスタマイズは残したままにすることができるといったメリットがあります。

難しいです…。

深く考えないで子テーマを使うってことを覚えておいたらOKですよ!
有効化が完了したら、自分のサイトにアクセスしてデザインを確認してみましょう。
見た目は大きく変わっているはずです。
自分のサイトは、管理画面左上の「自分のブログ名」をクリックすることで確認できますよ。
パーマリンク(記事のURL)を設定する

次に、パーマリンクを自由に編集出来る様に設定していきましょう。
パーマリンクとは、下の赤字部分のことで「記事ごとのURL」になります。
当記事のURL:https://blog-mi.com/wordpress-initial-setting
パーマリンクは初期状態だと、「適当なID」が割り振られています。
そこで、記事の内容に関連した「短くシンプルな英単語」に直すことで最適化を図ることが出来ます。
例えばURLに、「https://〇〇.com/book/」と書かれていると「本に関することかな〜」とユーザーにわかってもらいやすいですよね。
この設定をしておくことでページごと管理もしやすくなりますよ。
パーマリンクは途中で変更するとSEO評価に悪影響を及ぼすため、必ず初めに設定しておきましょう。

WordPressの管理画面から『設定』→『パーマリンク設定』をクリックします。

- 共通設定の「投稿名」にチェックを入れます
- 『変更を保存』をクリックします
これで、パーマリンクの設定が完了です。
記事を投稿する際には、パーマリンクを英単語(ローマ字でも可)に直すことを忘れないように注意しましょう。
記事編集画面の右側サイドバーに「パーリンク」があるので、「URLスラッグ」に入力すること変更できます。
Googleアナリティクスを設定する

ブログのアクセス数やユーザーの動きをチェックするためのアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を導入しましょう。
Googleアナリティクスで分かること
- 1日、1週間、1ヶ月、1年間でブログにどれだけ人が来たか
- どの記事がどのくらい読まれたか
- どの地域から読まれているか
- ページの滞在時間
- 直帰率(1ページだけ読んで帰ってしまったユーザーの割合)
設定することで、あなたのブログで読者がどのような行動をしているかが明確に分かります。
常にブログの状態を把握しておくことで、改善点やヒントを得られるので必ず設定しておきましょう。
Googleサーチコンソールを設定する

次にGoogleサーチコンソールを導入します。
Googleサーチコンソールで分かること
- どんなキーワードで検索されたか
- どのURLからリンクされているか
- Google検索での掲載順位、表示回数、クリック数
- 自分のサイトの状態(エラーが無いか)
あなたのブログサイトの状態を正しくGoogleに伝えたり、どの様に検索されているかを知ることが出来ます。
こちらもGoogleアナリティクスと同様、ブログ運営に役立つ情報ばかりなので初期の段階で設定しておきましょう。
プラグインをインストールする

プラグインとは簡単にいうと「拡張機能」です。
プラグインで出来ること
- セキュリティを高めたい
- お問い合わせページを作りたい
- 画像のデータサイズを小さくしたい
プラグインを導入することで、WordPressに様々な拡張機能を追加することが出来ます。
ただし、プラグインを入れすぎるとサイトが重くなったり何らかの不具合も起こる可能性も出てきますので、必要な機能だけを導入しましょう。

おすすめのプラグインをまとめました。
WordPress(ワードプレス)で記事を書いていこう!

以上で、初期設定の説明は終わりです。
初期設定が終われば、とりあえず記事を書いていってWordPressに慣れていきましょう。

何を書いていけばいいの?
という人はまず、「誰かの役に立つ記事」「悩みを解決する記事」を書くことを意識していけば良いかと思います。
それではWordPressブログの立ち上げ、お疲れ様でした。
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