GitとGitHubの連携!初期設定とSSH接続の基本ガイド
GitHubとPC、そしてVS Codeなどのエディターをスムーズに連携させるための、基本的な初期設定(Gitを使ったコマンド操作)についてまとめています。
あくまでメモ的な内容なので、細かい説明は省略していますが、最低限の設定手順を把握したい方の参考になれば幸いです。
Gitの初期設定
Gitのバージョン確認
git --version
Gitのユーザー情報設定(初回のみ)
git config --global user.name "xxx"
git config --global user.email "xxx@gmail.com"
ユーザー名とメールアドレスを登録します。
現在の設定を確認したいときは、以下のコマンドを使います。
git config --list
VS CodeとGitの連携
VS Codeをコマンドラインから呼び出せるようにする
- VS Codeでコマンドパレットを開く(Shift + Command + P)
- 「shell」と入力
- 「…インストールします」をクリックで完了
ターミナルを開き、任意のフォルダでVS Codeを起動できるか確認。
code .
エディターとしてVS Codeを設定
git config --global core.editor "code --wait"
これにより、Git コマンド(git commit
など)でエディタが必要なときに VS Code が起動し、編集が完了するまで待つようになります。
エディター設定に確認は、以下のコマンドを使います。
git config core.editor
PCとGitHubをSSH接続で連携
PCからGitHubへのプッシュやプルなどの操作を行う際には、認証が必要です。
主にはHTTPS接続とSSH接続がありますが、SSH接続を使うことでより安全に認証が行えます。
SSH鍵の作成する
①SSH鍵の生成
以下は「SSH鍵を新しく作成する」ためのコマンドです。
ssh-keygen -t ed25519 -C "xxx@gmail.com"
部分 | 意味 |
---|---|
ssh-keygen | SSH鍵を生成するための基本コマンド(Secure Shell Key Generator) |
-t ed25519 | 鍵の種類(タイプ)を指定。ed25519 は高速かつ安全な現代的な方式(RSAより新しい) |
-C "xxx@gmail.com" | 生成される公開鍵の末尾に付けるコメント(通常はメールアドレスで識別用) |
②保存場所の確認
「Enter file in which to save the key」と保存先を聞かれるので、デフォルトのままEnter。
鍵は次の2つのファイルとして保存されます。
- 秘密鍵:
~/.ssh/id_ed25519
- 公開鍵:
~/.ssh/id_ed25519.pub
③パスフレーズを入力
パスフレーズの入力を求められるので、SSH鍵専用のパスフレーズを確認用と合わせて2回入力します。
※入力中は画面に表示されません。
パスフレーズは設定しなくても構いませんが、設定することで鍵のセキュリティが高まります。設定した場合、プッシュやプルの際にパスフレーズの入力が必要になりますが、ssh-agent
を使うことで一時的に入力を省略することも可能です。
SSH鍵をGitHubに登録する
①公開鍵をクリップボードにコピー
公開鍵をGitHubの設定画面に登録するため、クリップボードにコピーします。
# macOSの場合
pbcopy < ~/.ssh/id_ed25519.pub
# Windows(Git Bash)の場合
clip < ~/.ssh/id_ed25519.pub
②GitHubに公開鍵を貼り付ける
GitHubの「Setting」>「SSH and GPG Keys」>「New SSH key」をクリック。
項目 | 内容 |
---|---|
Title | どのパソコンで発行したキーかわかる情報を入力。 (例:M1 Mac book Air) |
Key type | デフォルト(Authentication Key) |
Key | 公開鍵をペースト |
最後に「Add SSH key」をクリックして、連携完了です。
設定ができたか確認する
ssh -T git@github.com
「Are you sure you want to continue connections」と問われたら「yes」と入力し、続けてパスフレーズを入力します。
「Hi ユーザー名! You’ve successfully authenticated…」と表示されたら成功です。
GitとGitHubの連携まとめ
以上で、基本的な連携は完了です。
今回は、GitHubとPC、VS Codeを連携するための設定を、ポイントを絞って整理しました。
必要に応じて、詳細を確認しながら進めてください。

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