WEB制作を始めて1週間で「初の一件」成約できた話。

デザイナーのベクター画像

ブログ運営をしていると自然とWordPressやデザインの知識がついてきます。

後々のスキルとして「Webライターもいいな」なんて思っていたのですが、なんせライバルが多すぎる。

そこで思いついたのがホームページ制作。

こちらもライバルは多いですが、「Webライターよりも成果が早いかも」と思ったのがきっかけです。

思い立ってすぐ行動した結果、1週間目で初の一件を成約することが出来ました。

今回はどのようにして成果に繋げていったかをお話ししていきます。

目次

Web知識は素人レベル

WordPressでブログを始めたのは去年2019年の11月。

それまで「サーバーとはなんぞや」「ドメインって何?」レベルの超素人で、プログラミングの知識ももちろんありません。

副業として始めたブログ運営は、記事を書いていくことよりも、どのようにカスタマイズしたら綺麗に見えるかばかり考えていました。

結果として、Webライティングのスキルは特に上がってはいないのですが、WordPressのカスタマイズなんかの知識は得ることが出来たと思います。

デザインで悩む日々

記事を少しずつ書きながらも、色を細かく変更してみたり、アイコンを変えてみたりと完全に「ブログ迷子」状態が続きました。

色んな人達のブログを覗いては、自分の力のなさに落ち込む日々が続く。

しかし、少しずつではあるけれども、自分の理想のデザインに近づいた時はテンションが上がったまま記事を書くことができました。

「ここでモチベーションって大事だな」と再認識する。

知り合いからの1本の電話

ある日、知り合いから電話がかかってきました。

「こんなサービスを始めようと思っているけど、どうやって宣伝したらいい?」

今まさに、自分がしている事の延長線の話でした。

自分がインフルエンサーだったら宣伝することは可能ですが、そうではありません。

また一時的な宣伝よりも、継続的な宣伝にしなければならなかったためホームページを作ることを提案します。

ここでWordPressでブログを立ち上げた経験を活かし、自分が代わりにサイトを作ってあげることにしました。

初コーポレートサイトに着手

業務内容や詳細は仮の状態でしたが、なんとか見た目を1日で作成することが出来ました。

資料や、画像なんてものはないのでフリーサイトからそれっぽいものを集めてデザイン。

自分で言うのもなんですが、それっぽいコーポレートサイトが出来上がったと思います。

知り合いに見せるととても喜んでもらえて、自分でも達成感に満ち溢れていました。
(まだ、何も達成していない)

テーマの問題が発生

一応はサイトを立ち上げることが出来たのですが、ここで一つの疑問。

「有料テーマを使ってそのまま人に渡していいんだっけ?」

結果、OUT。

使用していたのは「AFFINGER5」という複数サイトで使い回しOKの有料テーマだったのですが、それは自分のサイトのみでの話。

外部に納品するなら、ご利用ユーザーごとのライセンスを購入しないといけないという規約だったのです。

当社の商品は販売ページ記載のとおり、100%GPLではなくPHPファイルを除くファイルはスプリットライセンスとなっており正規の購入以外の使用を禁止しております。

当商品はご利用ユーザーごとに使用の権利として購入(個別の「お問合せ番号(又は注文ID)」)が必要です

AFFINGER 公式ストアより

しかしこの時、別の理由で「SWELL」というテーマに乗り換えを考えている時でした。

偶然にもSWELLは、100%GPLなので「外部にそのまま納品してもOK」という神テーマっぷり。
(購入者限定パス・リンクを除く。)

様々な理由が相まったこともあり、二つ返事で購入。

出来上がったサイトをSWELL仕様に変更したのですが、使い易さを謳っているだけあってほんの数時間で完成しました。

デザイン変更後も、知り合いに気に入ってもらえたので、このままプレゼントすることにしたのです。

もしかしたら仕事に出来るかも

簡単にホームページを作れることが分かったので、仕事にすることを思いつきます。

しかし、相場や管理のやり方などは何も知りません。

ここで有名なクラウドワークスやココナラ の相場を見て、最低値「5万〜」で始めることにしました。

基本的には「完全にお任せする」という層をターゲットにすることにしたので、サーバーやドメインもこちらが用意し、お客様は月々管理費を支払ってもらうという形にします。

悩んだ点は、サーバーをどのように使い分けるかという問題。

顧客ごとに分ければサーバーにトラブルあってもリスク回避は出来ますが、管理が大変になり、それなりの費用もかかる。

一つのサーバーにまとめれば管理が楽だけど、何かあった時にすべてのサイトに影響するかもしれない。

結果として、まずは1つ顧客サーバーを用意して、サイトが5組程度増えていきそうなタイミングでサーバーを足していくという方法にしました。

正しいかどうかは分かりませんが、バックアップを取っていけば大丈夫なはず。

サンプルサイトを作る

まず、ホームページでどのようなことが出来るのかを知ってもらわないと成果に繋がらないので、サンプルサイトを作成します。

  • どのようなデザインか
  • ホームページで何が出来るか
  • 費用はいくらかかるのか

この辺りを伝え、ホームページを作ることのメリットに触れてもらいます。

本来はいくつかサイトのパターンを用意した方が良かったのですが、今回は何も考えず「ホームページ欲しい人周りにいないか」と、色んな人にメッセージしてみました。

メッセージの中身は、「月々維持費はかかるけど、元が取れる様に集客に強いホームページを作ります。他の代行業者より安く出来て、サポートもしっかりします。」という内容。

同時にサンプルサイトを送ってデザインを見てもらいます。
(ここでいうサンプルサイトとは、以前「知り合いに作ってあげたサイト」のこと。)

熱意は伝えましたが、もし依頼が来たらラッキーくらいにしか思っていませんでした。

1週間後に初の依頼が来た

なんとなく、ぼんやり始めたホームページ作成代行業。

1週間後知り合いから、作って欲しいと言う人が見つかったという連絡が入りました。

雛形がない打ち合わせに戸惑った

そんなすぐに依頼は来ないと思っていたので、打ち合わせで何を聞いて良いか分かりませんでした。

とりあえず、大まかに掲載する内容を聞き、他にアピールしたいものはないかと小まめに連絡します。

お客様によっては、数回程度の連絡でサクッと作って欲しいという方もいると思うので、雛形を作っておくべきだと反省。

今回はとてもフレンドリーな方だったのでセーフです。

納品まで10日程度

打ち合わせから納品まで10日程度かかりました。

ほとんどは何を掲載するかで時間を費やしましたが、ここが決まると早い。

作成自体は2日程度で完成したと思います。

あとはお客様と細かな調整や、追加項目などを聞いて問題がないようであればそのまま納品。

もちろん成果に繋がるように、Googleとの連動やSEO対策も欠かさず、経過を見ながらデザイン変更や中身を少しずつ改良していきます。

結果、お客様にも満足していただけました。

思い立ったら即行動で成果に繋がった

今回は本当思いつきで始めた行動です。

お客様からしたら素人に頼むのは少しリスクがあることは承知なので、正しい行動かどうかは分かりません。

しかし、どのようなメリット・デメリットがあるかを伝えた上で、満足していただけるのであれば正解だと思っています。

もともとブログのモチベーションを上げるためにしていた行動が、「お客様のホームページを作る」という別の成果に繋がったので、WordPressブログの可能性を感じました。

今後はさまざまな要望に応えられるように、日々切磋琢磨ですね。

その他、伝えたいことなど

なぜクラウドワークスやココナラで募集しなかったか

  • ライバル多い
  • 詳細を決めてなかったから
  • ターゲットが違う

ここで一番大事なのはターゲットが違うということです。

そもそもネットを介してWEB制作業者を探している人は、ある程度「意思」がある人。

そこに素人の自分が参入しても、実績のある人に取られてしまいます。

それよりも、「ホームページを作る意思がない人」にその気にさせるように直接伝えた方が効率がいいと思ったからです。

実績が溜まって、実力がある程度認められてきたら参入する予定です。

オプション

掲載する写真の送付をお願いしたところ、ブレた写真やHPに不向きの写真が多かったため、近場であればカメラマンとしてのオプションも視野に入れています。

これはホームページでどんな写真が適しているかが、お客様の方では分からないからなのかもしれません。

一応Sonyのミラーレス一眼「α6400」も所有しているので、動画や写真なんかも綺麗に撮ることが可能です。

レビュー記事は全てミラーレス一眼で撮影していますので、参考までに。

本当のブルーオーシャンはネット上ではないかもしれない

これはお客様から聞いた話ですが、お客様の周りでは「YouTubeを始めたい」「お店を宣伝したい」と思いながらも、やり方が分からず困っている人達で溢れているそうです。

このような人たちは「ネットで方法を探す」という行為をそもそも知らないので、どんなにネットで宣伝しようが伝わることはありません。

今回初依頼をしてきた人も、そのうちの一人です。

つまり、「本当のブルーオーシャンはネット上ではないかもしれない」ということ。

今後も期待を膨らませています。

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